傘のサイズガイド

傘のサイズの測り方と選び方

親骨の長さ、使用時の直径、収納時の長さを理解し、インチをセンチメートルに換算して比較します。

換算表を見る ↓
FOLDING-84317の実写に、使用時の直径、傘面に沿った長さ、親骨、傘袋を含む収納全長の測定線を重ねた図。 傘面に沿った長さ使用時の直径親骨の長さ収納時の全長傘袋を含む

左右にスワイプすると、すべての測定位置を確認できます。

測定経路の例です。写真は個別に縮尺を調整し、品番の確定寸法は表示していません。
測定図を拡大する ↗

傘のサイズガイド

仕様書に22インチ、102 cm、あるいはゴルフ傘の大きなインチ数が記載されていても、同じ箇所の寸法とは限りません。親骨の長さ、傘面に沿った長さ、使用時の直径を区別しましょう。開いた大きさは直径、持ち運びや収納は収納時の全長と重量を確認します。

仕様書の寸法名を確認する

親骨の長さ

親骨は傘面の下で中心付近から縁に向かって伸び、傘面を支えます。インチ表示がこの長さを示す場合があります。折りたたみ構造では、測定の始点と終点、折れる部分の扱いも確認してください。親骨22インチは55.88 cmですが、使用時の直径は別の寸法です。部品の位置は傘の部位名称と役割で確認できます。

使用時の直径

傘を完全に開き、対向する端の間を直線で測った長さです。四角形や非対称の傘面では、幅と奥行き、測定方向をそれぞれ示します。

傘面に沿った長さ

一方の縁から中心を通り、反対側まで傘面の曲面に沿って測ります。同じ端点を結ぶ直線距離とは異なります。62インチは157.48 cmですが、その表示が曲面に沿った長さか直径かを確認してから比較します。

収納時の全長

傘を完全に閉じ、伸縮式の中棒を最後まで縮めた状態で、最上端から持ち手の末端まで測ります。石突や持ち手を含めた長さであることと、傘袋の有無を記録してください。

親骨の長さを比べたい場合も、インチ表示が同じ項目を指しているかを確認します。「どこからどこまで測った寸法か」を確認してから比較しましょう。親骨、使用時の直径、傘面に沿った長さ、収納時の全長は、それぞれ別の寸法です。

バッグやケースに入れる場合は、長さだけでなく幅も確認します。曲がった持ち手は傘本体より幅があり、バッグの口を通らないことがあります。

インチとセンチメートルの換算表

1インチは正確に2.54 cmです。インチの数値に2.54を掛けると同じ長さのセンチメートル値になり、センチメートル値を2.54で割るとインチに戻せます。21インチは53.34 cm、22インチは55.88 cm、23インチは58.42 cmです。

インチセンチメートル
1948.26 cm
2153.34 cm
2255.88 cm
2358.42 cm
2460.96 cm
2563.50 cm
2768.58 cm
3076.20 cm
3281.28 cm
3486.36 cm
42106.68 cm
48121.92 cm
54137.16 cm
60152.40 cm
62157.48 cm
68172.72 cm

換算後も寸法名を残します。「親骨22インチ=55.88 cm」と書けば測定項目が明確です。55.88 cmという数字だけでは、親骨なのか直径なのか判断できません。製品ごとの使用時の直径や収納全長は、この換算表とは別に確認します。

二つの仕様書を比べる場合は、先に親骨同士、直径同士というように測定項目を合わせ、次に単位を揃えます。製造時の許容差は、換算値とは別に取り決めてください。

手元の傘を測る

直線距離には定規やメジャー、傘面には柔らかいメジャーを使います。端点を示した写真を撮り、開閉状態と単位を記録すると、仕様を伝えやすくなります。

直径を測る

取扱説明に従って完全に開き、開閉機構が所定の位置にあることを確認します。傘面の下で、中心方向を通る対向端点間を直線で測ります。例えば両側の親骨の先端を基準にそろえます。曲面に沿わせたり、生地や骨を引っ張ったりしないでください。非対称の形は主要な2方向を測り、対角線は別に表示します。

使用時の直径: AからBまで直線で測ります。傘面の丸みに沿わせないでください。
AからBまで直線で測ります。傘面の丸みに沿わせないでください。

傘面に沿って測る

開いた状態で柔らかいメジャーを一方の縁から中心を通して反対側へ軽く沿わせます。傘面を押しつぶさず、先端や頂部の突起を測定経路に含めるか記録します。

傘面に沿った長さ: 柔らかいメジャーを傘面に沿わせ、Aから頂部を通ってBまで測ります。
柔らかいメジャーを傘面に沿わせ、Aから頂部を通ってBまで測ります。

収納時の全長と親骨

取扱説明に従って中棒を完全に縮め、最上端から持ち手の末端まで測ります。傘袋や箱に入れた外寸と、収納先の内寸も必要に応じて確認します。親骨は受骨と区別し、どこからどこまで測るか、折りたたみ部分をどう測るかをメーカーと確認します。

収納時の全長: この例は傘袋を含めた全長です。傘袋なしの寸法は別に記録してください。
この例は傘袋を含めた全長です。傘袋なしの寸法は別に記録してください。

親骨の測定方法を確認する

傘面を支える親骨と、開閉機構につながる受骨を見分けます。折りたたみ傘では、親骨の測定始点・終点と、関節をどう扱うかをメーカーに確認してください。既存品に近づけたい場合は、測定点を書き込んだ写真が役立ちます。

傘袋やギフト箱に入れる場合は、収納した状態の外寸と、袋・箱の使用可能な内寸を別々に確認します。測定時の開閉状態、単位、含めた部品を写真と一緒に残しておくと、サンプル確認がしやすくなります。

親骨の長さ: 青い線は親骨の位置を示しています。測定の始点・終点と折り畳み部分の測り方を先に確認してください。
青い線は親骨の位置を示しています。測定の始点・終点と折り畳み部分の測り方を先に確認してください。 線は測定方法の例であり、この品番の確定寸法を示すものではありません。

CITTAの3品番を参考に比較する

次の3品番は、公開された構造とサイズ表示を比較するための例です。

3品番を開いた状態の実写です。写真の縮尺は揃えていないため、実際の寸法は仕様書で確認してください。
品番構造と開閉方式製品ページのサイズ表示
FOLDING-84317二つ折り、10本骨、自動開き22インチ、102 cm
FOLDING-52609三つ折り、6本骨、手開き19インチ
GOLF-48271長傘、8本骨、自動開き27インチ;120 cm

サイズ欄は2026年10月14日に確認した製品ページの記載です。並記されたインチ値とcm値を単位換算の等式として読まないでください。22インチは55.88 cmであり、102 cmはその換算値ではありません。選んだ品番の親骨長、使用時の直径、収納時の全長をそれぞれ確認します。

この表は参考品番を選ぶためのものです。重量や収納時の全長が必要な場合は、候補の品番を決めてから問い合わせ、確認用のサンプルでも測ってください。

用途に合わせてサイズを選ぶ

毎日の持ち運び

毎日の持ち歩きでは、折り数だけでなく、収納時の長さ、幅、厚さ、ハンドルの形状と重量を比べます。普段使うバッグで、傘袋を付けた状態でも出し入れできるか確かめましょう。二つ折り、三つ折り、五つ折りという構造から、手開きか自動開閉かは判断できません。

ゴルフや屋外での使用

ゴルフや屋外イベントでは、開いた大きさに加えて、持ち運び方、握り方、収納場所も考えます。カートに取り付ける場合は、ホルダーとの適合を確認してください。サイズだけでは耐風性は分からないため、構造、試験方法、使用条件を別に相談します。

販促やまとめての調達

名入れ・ノベルティでは、傘全体の直径とは別に、選んだ傘の1枚のパネルに印刷できる範囲を確認します。構造や開閉方法の違いは傘の種類と選び方で整理できます。

参考品番は製品一覧で確認できます。

問い合わせに寸法条件を書く

インチ数が未定でも、使用目的、希望する直径、収納全長の上限から相談できます。必須条件と変更できる条件を分けて記載し、数量、販売対象の市場、開閉方法、デザイン、傘袋や包装の希望を添えてください。

用途は[用途]、使用時の直径は約[cm]、収納時の全長は[cm]以下、重量は[範囲]を希望します。開閉方式は[方式または提案希望]、数量は[数量]、販売先は[市場]、印刷や包装の条件は[内容]です。

参考品がある場合は、開いた状態、横からの状態、収納状態に加えて、測定点の分かる写真を用意します。サンプル承認時には寸法名、単位、状態、許容差を同じ仕様書に記録し、再発注にも使えるよう保管します。製作の進め方は、オリジナル傘のご案内をご覧ください。品番や寸法についてのご相談は、CITTAへお問い合わせください。

傘のサイズに関するよくある質問

22インチの傘は開くとどのくらいの大きさですか?

22インチは55.88 cmです。親骨の表示なら直径は別に確認します。使用時の直径と明記されている場合に限り、その寸法の換算値になります。

親骨の長さを2倍にすると直径になりますか?

実際の直径として使うことはできません。傘面の曲がり方や骨組みで端点間の距離が変わるため、同じ測定基準で実測します。

2人で使うにはどのサイズがよいですか?

二人用として使えるかどうかは、立ち位置、バッグ、傘の持ち方、風雨の方向でも変わります。候補サイズのサンプルを実際の使用場面で試してから、用途に合うか判断してください。

五つ折りは三つ折りより必ず小さく軽いですか?

重量を比較するときは、両方とも傘袋や付属品を含むのか、傘本体のみなのかを揃えます。折り数だけで、必ず小さい・軽いとは判断できません。

単位の出典:NISTの長さの単位。1インチは正確に2.54センチメートルです。

持ち運びやすさを比べる際は、生地と骨組みも併せて確認します。詳しくは、傘生地の仕様ガイドをご参照ください。

続けて読む

記事一覧