仕様書の寸法名を確認する
親骨の長さ
親骨は傘面の下で中心付近から縁に向かって伸び、傘面を支えます。インチ表示がこの長さを示す場合があります。折りたたみ構造では、測定の始点と終点、折れる部分の扱いも確認してください。親骨22インチは55.88 cmですが、使用時の直径は別の寸法です。部品の位置は傘の部位名称と役割で確認できます。
使用時の直径
傘を完全に開き、対向する端の間を直線で測った長さです。四角形や非対称の傘面では、幅と奥行き、測定方向をそれぞれ示します。
傘面に沿った長さ
一方の縁から中心を通り、反対側まで傘面の曲面に沿って測ります。同じ端点を結ぶ直線距離とは異なります。62インチは157.48 cmですが、その表示が曲面に沿った長さか直径かを確認してから比較します。
収納時の全長
傘を完全に閉じ、伸縮式の中棒を最後まで縮めた状態で、最上端から持ち手の末端まで測ります。石突や持ち手を含めた長さであることと、傘袋の有無を記録してください。
親骨の長さを比べたい場合も、インチ表示が同じ項目を指しているかを確認します。「どこからどこまで測った寸法か」を確認してから比較しましょう。親骨、使用時の直径、傘面に沿った長さ、収納時の全長は、それぞれ別の寸法です。
バッグやケースに入れる場合は、長さだけでなく幅も確認します。曲がった持ち手は傘本体より幅があり、バッグの口を通らないことがあります。
インチとセンチメートルの換算表
1インチは正確に2.54 cmです。インチの数値に2.54を掛けると同じ長さのセンチメートル値になり、センチメートル値を2.54で割るとインチに戻せます。21インチは53.34 cm、22インチは55.88 cm、23インチは58.42 cmです。
| インチ | センチメートル |
|---|---|
| 19 | 48.26 cm |
| 21 | 53.34 cm |
| 22 | 55.88 cm |
| 23 | 58.42 cm |
| 24 | 60.96 cm |
| 25 | 63.50 cm |
| 27 | 68.58 cm |
| 30 | 76.20 cm |
| 32 | 81.28 cm |
| 34 | 86.36 cm |
| 42 | 106.68 cm |
| 48 | 121.92 cm |
| 54 | 137.16 cm |
| 60 | 152.40 cm |
| 62 | 157.48 cm |
| 68 | 172.72 cm |
換算後も寸法名を残します。「親骨22インチ=55.88 cm」と書けば測定項目が明確です。55.88 cmという数字だけでは、親骨なのか直径なのか判断できません。製品ごとの使用時の直径や収納全長は、この換算表とは別に確認します。
二つの仕様書を比べる場合は、先に親骨同士、直径同士というように測定項目を合わせ、次に単位を揃えます。製造時の許容差は、換算値とは別に取り決めてください。
手元の傘を測る
直線距離には定規やメジャー、傘面には柔らかいメジャーを使います。端点を示した写真を撮り、開閉状態と単位を記録すると、仕様を伝えやすくなります。
直径を測る
取扱説明に従って完全に開き、開閉機構が所定の位置にあることを確認します。傘面の下で、中心方向を通る対向端点間を直線で測ります。例えば両側の親骨の先端を基準にそろえます。曲面に沿わせたり、生地や骨を引っ張ったりしないでください。非対称の形は主要な2方向を測り、対角線は別に表示します。
傘面に沿って測る
開いた状態で柔らかいメジャーを一方の縁から中心を通して反対側へ軽く沿わせます。傘面を押しつぶさず、先端や頂部の突起を測定経路に含めるか記録します。
収納時の全長と親骨
取扱説明に従って中棒を完全に縮め、最上端から持ち手の末端まで測ります。傘袋や箱に入れた外寸と、収納先の内寸も必要に応じて確認します。親骨は受骨と区別し、どこからどこまで測るか、折りたたみ部分をどう測るかをメーカーと確認します。
親骨の測定方法を確認する
傘面を支える親骨と、開閉機構につながる受骨を見分けます。折りたたみ傘では、親骨の測定始点・終点と、関節をどう扱うかをメーカーに確認してください。既存品に近づけたい場合は、測定点を書き込んだ写真が役立ちます。
傘袋やギフト箱に入れる場合は、収納した状態の外寸と、袋・箱の使用可能な内寸を別々に確認します。測定時の開閉状態、単位、含めた部品を写真と一緒に残しておくと、サンプル確認がしやすくなります。
CITTAの3品番を参考に比較する
次の3品番は、公開された構造とサイズ表示を比較するための例です。
| 品番 | 構造と開閉方式 | 製品ページのサイズ表示 |
|---|---|---|
| FOLDING-84317 | 二つ折り、10本骨、自動開き | 22インチ、102 cm |
| FOLDING-52609 | 三つ折り、6本骨、手開き | 19インチ |
| GOLF-48271 | 長傘、8本骨、自動開き | 27インチ;120 cm |
サイズ欄は2026年10月14日に確認した製品ページの記載です。並記されたインチ値とcm値を単位換算の等式として読まないでください。22インチは55.88 cmであり、102 cmはその換算値ではありません。選んだ品番の親骨長、使用時の直径、収納時の全長をそれぞれ確認します。
この表は参考品番を選ぶためのものです。重量や収納時の全長が必要な場合は、候補の品番を決めてから問い合わせ、確認用のサンプルでも測ってください。
用途に合わせてサイズを選ぶ
毎日の持ち運び
毎日の持ち歩きでは、折り数だけでなく、収納時の長さ、幅、厚さ、ハンドルの形状と重量を比べます。普段使うバッグで、傘袋を付けた状態でも出し入れできるか確かめましょう。二つ折り、三つ折り、五つ折りという構造から、手開きか自動開閉かは判断できません。
ゴルフや屋外での使用
ゴルフや屋外イベントでは、開いた大きさに加えて、持ち運び方、握り方、収納場所も考えます。カートに取り付ける場合は、ホルダーとの適合を確認してください。サイズだけでは耐風性は分からないため、構造、試験方法、使用条件を別に相談します。
販促やまとめての調達
名入れ・ノベルティでは、傘全体の直径とは別に、選んだ傘の1枚のパネルに印刷できる範囲を確認します。構造や開閉方法の違いは傘の種類と選び方で整理できます。
参考品番は製品一覧で確認できます。
問い合わせに寸法条件を書く
インチ数が未定でも、使用目的、希望する直径、収納全長の上限から相談できます。必須条件と変更できる条件を分けて記載し、数量、販売対象の市場、開閉方法、デザイン、傘袋や包装の希望を添えてください。
用途は[用途]、使用時の直径は約[cm]、収納時の全長は[cm]以下、重量は[範囲]を希望します。開閉方式は[方式または提案希望]、数量は[数量]、販売先は[市場]、印刷や包装の条件は[内容]です。
参考品がある場合は、開いた状態、横からの状態、収納状態に加えて、測定点の分かる写真を用意します。サンプル承認時には寸法名、単位、状態、許容差を同じ仕様書に記録し、再発注にも使えるよう保管します。製作の進め方は、オリジナル傘のご案内をご覧ください。品番や寸法についてのご相談は、CITTAへお問い合わせください。
傘のサイズに関するよくある質問
22インチの傘は開くとどのくらいの大きさですか?
22インチは55.88 cmです。親骨の表示なら直径は別に確認します。使用時の直径と明記されている場合に限り、その寸法の換算値になります。
親骨の長さを2倍にすると直径になりますか?
実際の直径として使うことはできません。傘面の曲がり方や骨組みで端点間の距離が変わるため、同じ測定基準で実測します。
2人で使うにはどのサイズがよいですか?
二人用として使えるかどうかは、立ち位置、バッグ、傘の持ち方、風雨の方向でも変わります。候補サイズのサンプルを実際の使用場面で試してから、用途に合うか判断してください。
五つ折りは三つ折りより必ず小さく軽いですか?
重量を比較するときは、両方とも傘袋や付属品を含むのか、傘本体のみなのかを揃えます。折り数だけで、必ず小さい・軽いとは判断できません。
単位の出典:NISTの長さの単位。1インチは正確に2.54センチメートルです。
持ち運びやすさを比べる際は、生地と骨組みも併せて確認します。詳しくは、傘生地の仕様ガイドをご参照ください。










